秋が深まると、あったか~いお風呂が楽しみになりますね。
そこで、日本に昔からあるお風呂文化10月・11月の「季節湯」をご紹介します。
10月は「生姜湯」
ショーガオールの働きで体の芯まで温まり、血行促進のほか、体のコリもやわらげてくれます。
また、生姜にはたんぱく質を分解する酵素も含まれるので、夏に溜まった皮脂汚れが落ちやすいそうです。
作り方
①生姜をひと握り分をすりおろすor細かく刻む。
②お茶パックなど、不織布の袋に入れて、お湯を張った浴槽へ。
③汁が残ったら、それも浴槽に入れ、10~15分ほど待てばOKです。
11月は「みかん湯」
みかんの皮は「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれ、昔から漢方として用いられてきました。
皮には、リモネンという精油成分が含まれ、リラックス効果が期待でき副交感神経を活性化させ、血流促進につながります。
作り方
①みかんの皮(10~20個分)を軽く水洗いし、陰干しする。
②乾燥したら、不織布の袋に入れる。
③入浴中に少し揉むとより効果を実感できます。
もちろん、市販の季節湯の入浴剤を選んで、手軽に楽しむのもいいですよね。
代謝の高まる秋。
ぜひ、季節湯を楽しみながら健康生活しませんか?