髪の美しさを保つことで、健やかで生き生きとした印象にもなります。
寒暖の差が激しく、紫外線もだんだん強くなる時期、髪のパサつきが気になりますね。
普段のケアでキレイな髪を育みましょう。
予洗い&シャンプーで丁寧に汚れを落とす
シャンプー前にシャワーですすぐ、つまり予洗いをすることで汚れの大半は落ちると言われています。
シャワーの水流を利用し、地肌をよくすすぎ、髪は優しくなでるように洗いましょう。
そもそもシャンプーは、地肌を洗うことが一番の目的。手で泡立ててから使いましょう。髪で泡立てようとすると摩擦で髪が痛む一因に。
シャンプーをそのまま地肌に着けると、頭皮が乾燥する恐れがあり、湿疹やフケの原因になります。
シャンプーを適量取ってお湯を少したらし、両手で空気を含ませるように泡立てます。
泡立ちが穏やかなタイプは、シャンプーとお湯をなじませてから使いましょう。
泡を頭に乗せたら、地肌を指の腹でやさしく、円を描くように洗います。耳の後ろや後頭部の首の付け根付近も丁寧に。
ちなみに、パーマの後、一週間は特に髪をこすりすぎないように。パーマの形状記憶が落ちやすくなります。
すすぎは念入りに。熱すぎると髪が痛む恐れがあるので、40度以下がおすすめです。
洗髪前にはブラッシングをすることで、髪の絡まりを解消し、シャンプー時の髪の摩擦を軽減したり、洗髪中に髪が引っかかって抜けることも防げます。
髪に栄養を与え温&冷風で仕上げる!
シャンプー後は、トリートメントを。髪に栄養を与え、ダメージを補修してくれる効果が期待できます。
トリートメントを適量取り、手で広げて毛先から付けます。説明書にあるとおりの時間を置くことで、成分が浸透しやすくなります。
ここで、目の粗いコームで髪をとかすと、トリートメントが均一に広がります。
また、指や手のひらで髪をはさんでやさしく撫でるように整えることで、なめらかな質感が期待できます。
ちなみに、地肌に着けると、毛穴詰まりの原因になるのでご注意を。最後にしっかりと流しましょう。
コンディショナーは、髪の表面をコーティングし、キューティクルを保護してくれるものなので、髪の状態によって、トリートメントの後に使うのも良いですね。
パサつきが気になる際の強い味方がヘアオイル。ドライヤーの熱からも守ってくれます。
洗髪後、水気を十分に取ったら、適量を手に取り、手のひら全体に伸ばして毛先や襟足、髪の内側などにつけます。
手に余ったら、髪全体につけましょう。
髪を乾かすときは、ドライヤーを10~15センチほど離し、髪を持ち上げたり、かき分けながら、根元から乾かします。
ドライヤーの熱が1ヶ所に留まらないよう、小刻みに振りながら、乾かしましょう。
前髪など、毛量が少なめのところは、弱温風で乾かすと良いですよ。弱温風のまま、手ぐしで髪を整えながら全体をさらに乾かし、仕上げに冷風をあてることで、キューティクルが引き締まり、まとまりも良くなります。
ヘアオイルは朝にもおすすめ♪紫外線や乾燥から髪を守ってくれます。
スタイリング剤代わりに使ってもOKです。
今日から、お家にあるヘア剤でできるケアキレイで元気な髪を育みませんか?