すでに熱中症注意報も発令されるこの夏。
屋外だけでなく、お家の中にいても熱中症のリスクはあります。
身近にできる対策をチェックしてぜひ取り入れてみて下さいね。
熱気を避け過ごしやすい室内環境に
朝、窓を開けて換気をする
1日のうちで、比較的気温が低く、乾いた空気を部屋に通すことが大切。こもった空気を追い出しましょう。
カーテンなどを閉めて、熱気を住まいに入れないようにする
熱気の多くは窓から入ってきます。カーテンなどで熱気を遮断しましょう。
窓に貼る遮熱フィルムも効果的です。また、1日~数日で窓だけリフォームすることも可能なので、断熱・遮熱効果のある窓にすることでお家が快適になりますよ。
その他に、窓の内側より、外側で熱気や強烈な太陽光を遮蔽する方が効果的と言われています。
シェードやすだれを設置することも有効です。
エアコンなどで室内を快適に
「まだ大丈夫」「電気代がもったいない」と我慢するのは絶対にいけません!
特に、お子様やご年配の方は体内の熱のこもり具合に気づきにくいと言われます。気づかぬうちに熱中症になってしまうこともあるので、適切にエアコンを使い、室内を快適にしましょう。
サーキュレーターを併用すると、より効果的です。
温度・湿度をチェックしましょう
室内の環境状況を知ることは大切。温度・湿度計を設置し、室内の状況をチェックすることで、エアコンなどを調節できます。
熱がこもりやすいキッチンや、子ども部屋で、お子様が遊んでいる時もチェックをお忘れなく。
一般的に、過ごしやすい室温は、25~28度、湿度は45~60%と言われているので、目安にすると良いですね。
水分補給はもちろん、就寝時の環境も快適に
水分補給は基本のキ!
当たり前のことですが、水分補給も十分に行いましょう。
入浴中や就寝中はたくさんの汗をかくため、入浴後と就寝前、起床時は必ず、コップ1杯の水を飲みましょう。
普段の生活の中でも、こまめな水分補給は大切。1時間に1度など、自分で目安を決め、喉が渇いていないときでも水分を摂りましょう。
また、日中の水分と共に塩分を補給することも大切。おやつで補給するのも良いですね。
快眠できる環境をつくる
寝不足は、熱中症のリスクを高めてしまいます。
エアコンはもちろん、接触冷感シーツ、頭を冷やす枕など、涼しさを感じるアイテムを上手に使いながら、快眠を目指しましょう。
パジャマも大切です。おすすめの素材は、絹や麻、シルク。特に麻は汗をかいても肌に張り付きにくく、吸水性が高い素材。放湿性にも優れているため、夏にはぴったりです。
素材以外に、デザインもポイントで、Tシャツタイプより、前開きタイプが通気性がよくておすすめ。
パジャマの袖口、裾口がゆったりしているタイプも、通気性が良く熱がこもりにくい特徴があります。
ご自身に合ったタイプを選んでみましょう。
ステテコにちぢみやサッカー生地など、ポコポコと凹凸のある素材は、肌との接着面が少なくなるため、さらっとした着心地に。
室内だからと怠らず、熱中症対策を心がけ、十分に気を付けて生活をしましょう。